揺らぎ


すごく久しぶり


ここで書いたのも115日前だそうで、俺はまた書きたいと思うものが浮かんだ



変わってしまったんだ


そう


変わっちまったんだ



昔の俺はもういなくて、今の俺はとても惨めと感じた



なぜか


昔の座組で書いていたブログを読んだから


大学2年生から3年生にかけて、できないなりに精一杯足掻いて腹の底を書きなぐったような文章だった


気をてらっていた


俺は僕だった


脈絡がなかった


ネタのねじ込み方が強引だった


不安を跳ね除けようとしていた


苦労を糧にしていた


夢を見ていた


まっすぐにあろうとしていた


彼はかっこよかった


今の僕は彼に負けている


悔しい


悲しい


自殺ばかり考える日々には眩しい



こんな男もいたのだったな



たくさんのことを思い出した


たくさんのことを忘れていた


期待していた友人が地獄に落ちていた


友人の活躍を心から祝ったはずなのに、友人を見捨てた



こんな、あんまりにもな後悔ってあるだろうか


とても気分の悪いタイムカプセルだ


俺は僕になりたい


白帯の気持ちで


馬鹿で、クソ真面目で、考えることもできなくて、理論もなくて、面白くもない餓鬼の言葉が


元々、自分のものだっただなんて



正直、目を疑った



僕は役者になりたいと願っていた


俺は役者とはと語るようになっていた


大切な何かは役割なんじゃないかと解を出していた



だめだ、全然ダメだ



後退している


衰退している


消え失せたくない


活躍したい


仕事って楽しいんだって胸を張って言いたい


こんな俺でも、あんな僕だったけど


胸にあるのは声優だって、笑って言いたい